ウィンブルドン現象

テニスのウインブルドン選手権は世界的に名高いのですが、上位を占めるのは英国人ではありません。

ウインブルドンという場所を提供し、大会を支えているのは英国なのです。

英国の金融がウインブルドン型だというわけが、おわかりいただけましょう。

米国の状況に目を向けてみましょう。

米国はすでに70年代に株式手数料の自由化が進み、為替(FX)取引も自由化されています。

その結果、銀行や証券会社の多様化と差別化が進みました。

銀行ではモルガン銀行やバンカース・トラストがホールセール(大口金融)、シティバンクやケミカル銀行がリテール(小口金融)に特化したわけです。

これらの銀行はデリバティブ(金融派生商品)など金融技術を磨くことによって、競争に勝ち残りました。

海外での業務を思い切って整理し、地盤のカリフォルニア州に特化して立ち直ったのはバンク・オブ.アメリカです。

河成鎮実さんによると、リージョナルバンクであるバンクワンなど、地方基盤に強みを見出して成功した銀行もあります。

インターネットを利用したサービスで急成長したハンティントン銀行など個性的な銀行も勢力を増しています。

証券会社ではメリルリンチ、スミス・バーニーが総合証券を志向するかたわらで、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ソロモン・ブラザーズなどは国際的なホールセール業務を目指しています。




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このページは、-が2011年5月13日 17:23に書いたブログ記事です。

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