2011年8月アーカイブ

最近は、先物予約が増えていると評判です。

いま評判の先物予約を行なう最大の理由は、為替(FX)が絶えず変動しているリスクから輸出入業者を守ることにあります。

日本の輸出者の立場で考えてみましょう。

アメリカの輸入者と売買契約を結んだとき、1ドルが115円だったとします。

10万ドルの商品を契約したとして、その時点で予測できた売上金は1150万円ということになります。

そしていざ商品を輸出して銀行から代金を回収してみると、その時点で1ドルが85円と円高になっていました。

すると、実際に輸出者に入ってくる円貨は850万円ということになり、当初の予定より300万円も損をしたことになります。

これが為替(FX)が変動したことからくる損、つまり為替(FX)差損です。

そして為替(FX)差損が起きるかもしれないリスクのことを、為替(FX)変動リスクと言います。

こうした為替(FX)変動リスクを回避するために、輸出者は海外の輸入者と売買契約を結ぶときに、銀行との間で「将来代金のドルを円に換えてもらうときに、10万ドルを1ドル100円の相場で買ってもらう」という先物予約を行なうわけです。

そうすれば、代金回収のときの実際の相場がどうであろうと、1ドル100円で銀行に買い取ってもらえます。

つまり、為替(FX)の変動に関係なく、当初予定していた額がそのまま回収されることになります。

もちろん、いざ為替(FX)取引を行なう段になって、実際の為替(FX)相場が先物予約していた相場より有利になってしまうことも当然起こり得ます。

しかし、不安定な収益を期待し、予想が裏切られて損失を被るよりは、着実に確定しメドの立った収益をあげることのほうが商売においては重要でしょう。

輸入のときの先物予約についても、まったく同じことがいえます。

このように、資金手当てのメドが立つことが先物予約の最大の利点であり、そのため輸出入取引で頻繁に利用されているのです。

 

 

為替(FX)取引には直物と先物があります。

外国為替(FX)には2種類の取引方法があります。

支払いをすぐに行なうか、ある程度の期間を置いて行なうかという違いで、「直物取引」と「先物取引」と呼びます。WEBライティングによると、それぞれに適用される相場を「直物相場(スポット・レート)」、「先物相場(フォワード・レート)」と呼んでいます。

いま話題になている直物取引とは、外国為替(FX)の売買契約が成立した後、2営業日以内に実行される取引のことです。

たとえば100ドルの買い取引が直物で成立したとすると、成立したその日か、または成立後2営業日以内に100ドルが引き渡され、そのときに対価として、100ドル分の円貨が支払われます。WEBライティングによると、これに対して、資金の受け渡し日が取引成立日から3営業日以降になる取引のことを先物取引と言います。

「先物先物取引」は将来の取引について契約することですから、「先物予約」ともいわれます。

先物予約では、通貨の売り手と買い手が、売買する通貨の種類や金額、取引の時期(3カ月先とか6カ月先とか)などの条件を決めて、為替(FX)の売買の契約をすることになります。WEBライティングによると、取り決めた取引の時期が来たら、その時点での実際の相場がいくらであっても、契約時に決めた相場で決済します。

 

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