想定元本とリスク(WEBライティング)

米会計検査院(GAO)の推計によると、デリバディブの市場規模は九二年末で約十七兆ドルの巨額に達しています。

ところで、どう計算したのでしょうか。WEBライティングによると、米国の国内総生産(GDP)の二・七倍にも当たる資金がデリバディブに注ぎ込まれているわけではありません。

ここで登場するのが、想定元本(ノーショナル)という概念です。

例えば、大阪証券取引所に上場している日経平均先物を一万六千円で十枚(一枚の金額は指数の千倍)買う場合、一億六千万円分の建玉が発生しますが、投資家が支払うのは億六千万円ではなく、証拠金(証拠金率を一五%とすれば二千四百万円)だけです。WEBライティングによると、先物価格が変動すれば、値上がり・値下がり部分だけを受け取ったり支払ったりします。

一億六千万円は損益を計算する時の基準になる元本にすぎません。

スワップでも同じです。WEBライティングによると、ある企業が固定金利受け取り・変動金利支払いのスワップ取引をするというのは、債務証書や預金証書を交換するわけではありません。

想定元本に固定金利と変動金利の差を乗じた金額を受け取ったり、支払ったりするという契約をすることなのです。

ここでも想定元本は、やりとりする資金の額を決める基準になっているだけです。

ただ、集計に便利なこともあって、デリバティブ市場の規模は一般に想定元本残高で示されます。WEBライティングによると、注意が必要なのは、想定元本の大きさが必ずしもリスクの大きさと比例しないことです。

リスクの大きさはデリバティブの種類(先物・オプションかスワップかなど)と、レバレッジの度合いなどの商品設計による面が大きいようです。

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このページは、-が2011年12月20日 00:12に書いたブログ記事です。

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