外貨建て債券と円建て外債

外債には大きく分けて外貨建て債券と円建て外債とがある。

外貨建て債券とは、外国の政府や法人(企業)、あるいは日本企業が国内外で米ドルやマルク、ポンドなど各国の外貨建てで発行する債券のことだ。

この外貨建て債券を日本国内で発行する場合には、その債券のことを「ショウグン(将軍)ボンド」と呼んでいる。

ショウグンボンドは、諸外国と比べて日本の金利が低い時に発行されることが多い。

この外貨建て債券にも発行形態によって、利付債、ゼロクーポン債、デュアルカレンシー債などがある。

利付債とは、普通の国債や社債のことで、毎年利払が行われる債券のこと。

ゼロクーポン債は、利息に相当する金額をあらかじめ額面から割り引いて売り出される債券のこと。

このため、売出し価格が普通の債券(利付債)の半値以下となり、買いやすいのが魅力だ。

ただし、ゼロクーポン債の売却益は譲渡所得、償還差益は雑所得となり、どちらも総合課税の対象となる。

ちなみに、利付債の場合は、利子に対して20%の源泉分離課税がかかるのが一般的だ。

デュアルカレンシー債は二重通貨債とも呼ばれている。

これは払込金と利払が円建てで、償還金がドルというように、元本の払込み・利払いと元本の償還とで通貨が異なる債券のことだ。

同じようなものに、リバースデュアル・カレンシー債(二通貨債)がある。

これは元本の払込・償還通貨と利払い通貨が異なるものだ。

デュアルカレンシー債は、利払いと償還のどちらかが円で支払われるため、その分だけ為替リスクが低くなるというメリットがある。

これらの外貨建て債券を初めて購入する場合には、窓口となる証券会社に「外国証券取引口座設定約諾書」を提出し、口座を開設する必要がある。

購入した外債は、窓口の証券会社に保護預かりという形で保管してもらうのが普通だが、保護預りには年間4000円程度の保護預かり料(管理料)がかかる。

一方、円建て外債とは、外国の政府や企業、国際機関などが日本国内で発行する円表示の債券のこと。

円で売り買いするため、為替リスクはない。FX エグゼクティブトレード

また、日本の投資家が円建て債券を購入する場合には、外貨建て債券のように「外国証券取引口座設定約諾書」を証券会社の窓口に提出する必要はない。

つまり、日本の普通の債券(国債、社債)と同じような取扱いを受ける、というわけだ。

このように、外債にもいろいろな種類があるので、自分のニーズに合った外債を選ぶことが必要になる。

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このページは、-が2011年4月13日 09:18に書いたブログ記事です。

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