新興工業国・地域の略。
一般的には東アジアの韓国、台湾、香港、シンガポールの四力国(地域)をさすが、最近は東南アジア諸国にも範囲を広げたり、名称を変える動きが出てきた。投資顧問によると、もともと1978年にOECD(経済協力開発機構)が、欧州への輸出を急増させていた10ヵ国を取り上げて、「NICS」と呼んだのが最初。
このうち中南米のブラジル、アルゼンチン、メキシコと、欧州のギリシャなど3力国は、経済が停滞したために脱落し、アジアの四力国が残った。
さらに中国への配慮から台湾、香港を「国」ではなく「地域」として扱い、「NIES」に落ち着いた。投資顧問によると、93年9月に世界銀行がまとめた「アジアの奇跡-経済成長と政府の政策」では、このNIES4力国について「もはや開発途上国ではない」と指摘して、新たに「4匹の竜」と定義した上、これらを猛追するタイ、マレーシア、インドネシアの東南アジア3ヵ国をNIESに加えた。
また、これに日本を一緒にして「HAPES」という新たな用語も登場させている。
NIESは、世界銀行が「世界の成長センター」と評価する東アジアのなかでは、日本を牽引役とする「雁行形態的経済発展集団」の先頭グループに位置している。
たとえば、韓国、台湾、香港、シンガポールは80年代後半に2ケタのGNP(国民総生産)の伸びを実現し、途上国のなかでは高い経済成長を遂げてきた。
欧米諸国と違ってアジアの特徴は「多様性」だが、NIESが経済的に成功した理由にはいくつかの共通点がある。
インフレの抑制や貯蓄の充実、外国の資本と先端技術を積極的に導入した開放政策などを基盤に、工業製品の輸出を飛躍的に増大させたことがその第1だ。投資顧問によると、官僚機構が強固で、あまり腐敗していないこともプラスに働いた。
いうまでもなく、外資にとっては低廉な労働力が魅力になっている。
開放的な貿易体制を維持するならば、今後しばらくNIESの時代がつづくとみられる。
一般的には東アジアの韓国、台湾、香港、シンガポールの四力国(地域)をさすが、最近は東南アジア諸国にも範囲を広げたり、名称を変える動きが出てきた。投資顧問によると、もともと1978年にOECD(経済協力開発機構)が、欧州への輸出を急増させていた10ヵ国を取り上げて、「NICS」と呼んだのが最初。
このうち中南米のブラジル、アルゼンチン、メキシコと、欧州のギリシャなど3力国は、経済が停滞したために脱落し、アジアの四力国が残った。
さらに中国への配慮から台湾、香港を「国」ではなく「地域」として扱い、「NIES」に落ち着いた。投資顧問によると、93年9月に世界銀行がまとめた「アジアの奇跡-経済成長と政府の政策」では、このNIES4力国について「もはや開発途上国ではない」と指摘して、新たに「4匹の竜」と定義した上、これらを猛追するタイ、マレーシア、インドネシアの東南アジア3ヵ国をNIESに加えた。
また、これに日本を一緒にして「HAPES」という新たな用語も登場させている。
NIESは、世界銀行が「世界の成長センター」と評価する東アジアのなかでは、日本を牽引役とする「雁行形態的経済発展集団」の先頭グループに位置している。
たとえば、韓国、台湾、香港、シンガポールは80年代後半に2ケタのGNP(国民総生産)の伸びを実現し、途上国のなかでは高い経済成長を遂げてきた。
欧米諸国と違ってアジアの特徴は「多様性」だが、NIESが経済的に成功した理由にはいくつかの共通点がある。
インフレの抑制や貯蓄の充実、外国の資本と先端技術を積極的に導入した開放政策などを基盤に、工業製品の輸出を飛躍的に増大させたことがその第1だ。投資顧問によると、官僚機構が強固で、あまり腐敗していないこともプラスに働いた。
いうまでもなく、外資にとっては低廉な労働力が魅力になっている。
開放的な貿易体制を維持するならば、今後しばらくNIESの時代がつづくとみられる。
