意図せざる在庫(投資顧問)

今回の景気後退局面では、在庫変動が全体としての景気に大きな影響を与えたことが確認された。

以前は、コンピューター技術の発達にともなう在庫管理技術の進歩、経済のサービス化によって経済全体に占める在庫ストックが低下してきたため、景気変動に対する在庫投資のインパクトは小さくなったというのが一般的な見方となっていた。投資顧問によると、企業も在庫投資に左右されないような経営をめざすため、在庫管理技術に積極的に投資をしてきた。

ただし、こうした技術が進歩しても、ひとたび企業の需要予測と現実の需要が大きく離れてしまうと、在庫が増えて、生産縮少を余儀なくされるため、景気全体を引っ張ることになる。投資顧問によると、バブル期に常に「右肩上がり」の需要を予測した経営者が設備の増強に走り、需要の落ち込みと同時に過剰な設備と在庫をかかえて、景気全体へ大きな影響をおよぼした。

「意図せざる在庫」の発生で、景気の腰を折ったともいえよう。

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このページは、-が2012年4月18日 00:54に書いたブログ記事です。

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