グループカで勝負の時代へ(投資顧問)

業界大手の事業多角化が進まなかった大きな理由は、本業(無担保ローン)の利益率が高いからです。商品価格(貸出金利)の三割近くが純利益になるのは無担保ローンをおいてほかにありません。

この利益率と比較すれば、どんな事業も見劣りします。

そのため、新規事業が育たなかったのです。

新規事業は多くの場合、本業の経験がモノをいいます。

その典型が最近急増している銀行との提携による保証業務や債権回収(サービサー)業務です。

銀行が最も苦手にしていた個人融資の審査や回収、督促は、消費者金融にとって最も得意とするスキルです。クレジットカードへの進出も目立っています。

二〇〇〇年に業界第二位のアコムがマスターカードを発行し、大手各社もこぞって追随しました。

いまのところ、既存の利用者にカードを発行している段階で、まだまだこれからのようです。業界大手はここ数年、「総合金融ビジネス」を目指す方向にあります。

主力業務で培ったノウハウを生かし、それに付随する周辺業務を展開していきたいと考えているのです。

都銀との合弁会社や保証業務、クレジットカード化などは、総合金融化の表れといっていいでしょう。

大手の一角、アイフルが二〇〇一年三月に信販大手のライフを買収し、業界をアッと言わせました。もともとキャッシング事業に熱心だったライフを傘下に収めたことで、同社の業績は大手他社を尻目に急伸し、グループの収益では業界トッ.フに立っています。

アイフルがM&Aによって力を増したことで、業界大手の実力は「グループカを示す連結べースで判断されていく」(業界関係者)との見方が出て崇ています。

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このページは、-が2012年6月 6日 00:42に書いたブログ記事です。

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