部下の頭の中ではどうしていいかわからないから、どんどん士気が下がってくるのです。
経費節減を図ることで部下がヤル気をなくすのではなく、むしろ「経費節減の徹底」というわけのわからないことを言われることで、部下がヤル気をなくしているのです。
「今までタクシーを使っていた営業部は、今後は電車を使うように」と言えば、最終的には、経費節減の徹底につながります。
このほうが、より具体的です。
目的が抽象的でいいというのは、大きな勘違いです。
目的もちゃんと具体性を伴っていないと、部下には伝わらないのです。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。