若者の多くが早期に離職してしまうことを「7・5・3問題」と呼んでいます。
また、その後すぐに新たな職業に就かないケースも多く、2004年には、フリーターは213万人、ニートは64万人にも上っています。
10代後半から20代は、社会に出て、仕事を通じて能力を伸ばしていく、人生の中でも大変重要な時期です。
この時期に職を辞めてしまう、さらにはなかなか次の職に就かないことは、本人の成長にとって必ずしも望ましいとは言えません。
それでは、なぜこういった問題が起こるのでしょうか?
一つには、職に就く前、すなわち学校にいる間に「仕事とは何なのか?」「働くとはどういうことなのか?」といったことを考える機会があまりにも少ないということが挙げられます。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。