2015年6月アーカイブ

意志とは無関係な生理現象

いくら礼儀正しく取り澄ましていても、ご本人の意志とは無関係に、とつぜん出てくるのが、咳、くしゃみ、しゃっくり、げっぷ、腹の虫の鳴く音など。

結婚披露宴などで、食べすぎたせいか、げっぷが出たり、就職試験の面接の折に、無情な腹の虫が泣き出したりしては、本人はただびっくりして赤面するばかり、どうか他人が気がつかないでいてくれればいい、と願うのですが、追いうちをかけてまた、げっぷと出たりグーと鳴ったのでは、とりつくろいようもなくなります。

人間だれでもするものよ、と澄ましているのはやはり無礼。

相手が笑い出さないうちに、"失礼"と軽くあやまってしまうのが、最高のとりつくろい方です。

エヘンと咳ばらいなどして、ごまかそうとしてもまずムダ。

生理現象は生理現象として、フランクにあいさつをすることです。

げっぷはともかくとして、腹の虫の方は予防できるもの。

お見合いなどの前には、軽く腹ごしらえをする用心が必要でしょう。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
手みやげを渡すのは訪問してすぐに、またはできるだけ早いうちに渡すことです。

玄関先に出てきた家の人に渡してもいいのですが、ふつうは、主人と向かい合ってあいさつをしたあとで差し出します。

用事かなにかで主人が出てくるのがおくれたら、お茶を運んできた家族の人に渡すようにします。

とにかく手みやげは、帰りぎわまでは持ち越さないようにしたいもの。

別れぎわに差し出したのでは、接待に対するお礼になってしまいます。

手みやげを渡すときには、皆さまで召し上がって下さい、とか、到来物ですが、とかの手みやげである旨のことばを添えないこと、貰った方は何のための贈物かと判断に苦しんだり、返礼をしなければならないかと考えたりしてしまいます。

そのために、手みやげとしては、相手にもよりますが、あまり高価なものでなく、分量も少なめで、場合によっては包装紙のままでのし紙も省略した方が、相手に気持の負担がかからず、かえって気が利いています。

来るたびに上等の手みやげを持ってくる人のところへは、こちらかちは気がおけて訪問しにくくなるものです。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
訪問先で茶菓や食事を出されたときは、先方のせっかくの好意を無にしないで、ともかく残さずに全部いただくのが礼にかなっています。

ことに冷たいジュースやビール、熱いお茶などを出されたときは、その飲みごろも先方の心づくしですから、熱いものは冷めないうちに、冷たいものは生ぬるくならないうちにいただくのが礼儀です。

本来は、先方が口をつけてからいただくというのが正式ですが、茶菓や飲みものが接待されてから、なかなか主人があらわれないときは、遠慮がすぎないように適当なところで手をつけるようにします。

そして主人が来たら、"ちょうだいしております"とことわりをいえばいいのです。

目上の人がいるときは、その人が口をつけてからにします。

きらいなものを出されたときは、まずそうに無理に食べるよりは、虫歯がある、糖分を控えているなどと理由をつけて、手を出さないようにすれば、角が立たないでしょう。

酒、ビールなどは上戸、下戸の個人差がはげしいので、ことわってもかまわないのです。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

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