デンドロビュームは草丈が高いわりに根は細く、また根の数もシンビジュームほどない。
つまり、植えかえすると、新根が鉢底まで届くのに時間がかかる。
だから、急に大鉢に移すと、根回りに時間がかかり、よい株に仕立て上がらない。
植えかえは一年おきまたは二年おきの春の中ごろに行う。
このときも、大鉢には植えず、今までの鉢より一回り大きいものに植えかえる程度にする。
こうしないと生育が悪く花芽ができにくいのである。
草丈の高い植物なので、どうしても大鉢に植えたくなるし、大鉢に植えたほうが見栄えもよいが、ここは我慢しなくてはいけない。
年月をかけて大きくしていくのがよい。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。