2014年10月アーカイブ

監督が迷ったり不安な素振りを見せたら、選手の行動は失敗につながっていくだろう。

仕事も同様で、上司が全幅の信頼をおいている(ように演出する)か、不安をあらわすかによって、部下の仕事のでき映えはかなりちがってくる。

前者のコトバは「キミがいちばんこの仕事にくわしいんだ、やってみろ」「この仕事はキミなしにはかんがえられないんだ、思いきりやってみろよ」「この仕事でエキスパートとい

ったら、キミがいちばん最右翼じゃないか、好きなようにやってみろ」ということになろう。

後者のコトバは「キミでだいじょうぶかな。ま、やってみろ」「キミはこの仕事にはいま一つ......という面もないではないんだが、ま、一つやってみろ。うまくいけば成功するだろう」だ。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
前の文章はひとつの段落で書かれている。

話の内容にはとくに難しいところはない。

しかし、

なんとなく話題が込み入っている。

そこで、トピックということに注意しながら、読み直してみる。

すると、次の3つのトピックからなっていることがわかる。

内容をよく
(1)大学進学時点で県外に出る人が多い
(2)就職時点で県外に出る人が多い
(3)県内に若者をつなぎ止める力がないことが問題だ
このうち、最後に置かれた「県内に若者をつなぎ止める力がないことが問題だ」というのが結論にあたる。

これが一番言いたいことである。

「まず結論から書く」という原則にしたがえば、これを先頭に持ってきたほうがいい。

全体を構成しなおしてみよう。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
実例を取りあげて、トピック文と段落の関係を見ていこう。

点について大学生が書いた文章だ。

次にあげるのは、富山県の問題
富山県は高校の進学率、そして大学への進学率が全国的に高い。

しかし高校はともかく、大学へ進学する時点において多くの若者を自ら手放しているとしか思えない。

実際、私の友人も9割方外へ出たはずである。

富山県は社会へ出る一歩手前の大事な人材を手放してしまっている。

大学でなく企業もそういえるかもしれない。

富山県には地元の企業はそれほど多くないし、職種も少ない。

富山県に今一つ若い活力が欠けているのは若い人材の不足という点にあり、そして若者をつなぎ止めておける力がないというのが問題点である。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
「要するにこういうことだ」ということを書く。

そうしたあとに、それを説明していく。

詳しい説明、具体例、たとえ話、理由や根拠、実際のデータなどが続く。

トピック文を支えるような文を次々とつなげていくわけだ。

そして一区切りがついたら改行する。

このようにしてひとつの段落を作り上げる。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
人間が文章を読むときは、段落の一番はじめの文章に最も大きな注意力をはらうからだ。

本を流し読みするときには、見出しと段落の先頭一文を読んでいくだけで、だいたいの内容は理解できる。

また、そのように作られた文章がよい文章であるとも言える。


文章の構成について「まず結論から書く」と言った。

段落の作り方についても全く同じように「まずトピック文から書く」。

つまり一番重要なことを一番最初に言うのである。

そうすることによって、その段落は読みやすくなり、また書きやすくなる。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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あとで電話する(三上靖史)

お客様とセールスマンが、挨拶や名刺交換もまだ終わってないのに、いきなりお客様のほうからこんな返事が出てくる場合がある。

「あ、セールスですか。あとで電話するから」

セールスマンにとっては、大変いやな言葉である。

「課長、訪問はしたんですが、いきなりあとで電話するといわれ、これじゃ話にならないですヨ」と苦情を上司に向けてくるセールスマンもいる。

これは、飛び込むやいなや、売り込もうという態度をすぐに表情や雰囲気に現わしてしまう新人セールスマンや、セールスマンとしての教育訓練を十分に受けていないために、精神的余裕のないセールスマンなどに多く見られる傾向である。

この場合、始めからこういう反論を出させないように世間話から始めるのが常道だ。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
トピックというのは何なのか、まだよくつかめない人もいるかもしれない。

トピックとは「要するにあなたの言いたいことは何?」ということだ。

「ひとことで言えば何が言いたいのか?」に対応するのがトピックとも言える。

「ひとことで言えばこういうこと」を示した文がトピック文。

つまり、ひとつの段落を要約したものがトピック文になる。

トピック文は言い回しによってはふたつの文にまたがることもあるけれども、通常はひとつの文だ。

そして、たいていの場合は段落の先頭に置かれている。

トピック文が段落の先頭に置かれることが多いのは理にかなっている。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

ひとつの段落は(三上靖史)

ひとつの段落は、ひとつのトピックについて書いたものである。

そうすると、同じトピックについて書いているかぎり、勝手に段落を変えたりすることはできない。

読者は、改行されていれば、トピックが変わったのだなということを期待するからだ。

また、逆に別のトピックについて書いたことを同じ段落に入れることもできない。

それは別の段落で書かなくてはならない。

そうすると、どこで段落を変えればいいのかという質問に対する回答が出てくる。

それはひとつのトピックについて書き終わったとき、そして次のトピックに移ろうとするとき。

そのときに改行するのである。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

というわけだから、ちょっと疲れているのではないかとか、衰えたかなと思ったときには、髭剃りの後など、鏡のなかの自分に向かって「まだ、十分やれる!」という言葉を口に出してみよう。

女性ならば鏡のなかの自分に「いいじゃない」と、声をかけてみることだ。

これが意外な効果を発揮する。

同じように、部内の人間が上げた成果と自分の成果とをひそかに比べて、「オレも、満更でもないな」とつぶやくのも、職場での漠然とした不安を解消するのに役立つ。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

これまで考えてもみなかった能力の限界、若さの限界を感じさせられるときが誰にでもやってくる。

しかし、そういうことは、仕事がうまくいったり、社内の若い女性から「ぜひ、これをお願いしたいの」というように、ちょっとした頼まれごとをされただけで吹き飛んでしまう。

人間というか、男なんていいかげんなものだ。

「オレも、満更でもないな」というわけである。


人間とはうぬぼれが強いものなのだ。

でも、それはそれでいいではないか。

そのうぬぼれを活用しよう。

うぬぼれでも自信が戻れば、ふたたび仕事に張りが出る。

活力がわいてくる。

顔色がよくなり、周囲にバイタリティを感じさせるようになる。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
「このごろワリのいい仕事が回ってこないな」と、ふと思うことがある。

そういえば、部長は、成果が目に見えるような仕事は、みんな、ヘッドハントしてきたK君にやらせているように思える。

そんなときには「少し疲れているのかな」と思う。

そういえば、目がしょぼしょぼするような感じになるときがある。

これまで、何も考えずに、がむしゃらに仕事をしてきたけれど、このままでいいのだろうか、体力も落ちてきたようだ......ということになると、なんだか自信が持てなくなってくる。

タレントの島田紳助氏があるテレビ番組で、「四〇歳はマラソンの折り返し点。

二〇歳からの距離感を知っているだけに、これから六〇歳までのことを考えると非常にキツイ」というようなことを語っていたが、中年の実感をよく言いあてている。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

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