用談は、約束の時間内に終わらせるように行います。
用談の締めくくりは、仕事の話が終わって相手の話が途切れたときがポイントです。
相手の話がひと区切りしたら、「そろそろ失礼いたします」と挨拶し、書類なども手早く片づけます。
また、相手が時計を見たり、メモが回ってきたりしたら、そのときも一つのタイミングと判断すべきです。
長居を詫びてすぐ切り上げます。
また、自分のほうから切り上げたいときもありますが、そのような場合は時計を見たり、そわそわしたら相手に対して失礼に当たりますので注意します。
辞去するときは面談をした場所で、
「本日はお忙しいところ、ありがとうございました」
「今後ともよろしくお願いいたします」などと、ていねいに挨拶します。
挨拶をして応接室などを出ても、相手が玄関前やエレベーター前まで見送ってくれる場合があります。
送ってくれる途中、エレベーターや階段などでは当たりさわりのない話をするようにします。
受付や事務室カウンター近くの社員にも、帰りの挨拶をします。
コートを持っているときは受付を過ぎ、ロビーや外に出てから着るようにします。
相手から勧められたときは、その場所で着ても構いません。