2016年4月アーカイブ

用談は、約束の時間内に終わらせるように行います。

用談の締めくくりは、仕事の話が終わって相手の話が途切れたときがポイントです。

相手の話がひと区切りしたら、「そろそろ失礼いたします」と挨拶し、書類なども手早く片づけます。

また、相手が時計を見たり、メモが回ってきたりしたら、そのときも一つのタイミングと判断すべきです。

長居を詫びてすぐ切り上げます。

また、自分のほうから切り上げたいときもありますが、そのような場合は時計を見たり、そわそわしたら相手に対して失礼に当たりますので注意します。

辞去するときは面談をした場所で、

「本日はお忙しいところ、ありがとうございました」

「今後ともよろしくお願いいたします」などと、ていねいに挨拶します。

挨拶をして応接室などを出ても、相手が玄関前やエレベーター前まで見送ってくれる場合があります。

送ってくれる途中、エレベーターや階段などでは当たりさわりのない話をするようにします。

受付や事務室カウンター近くの社員にも、帰りの挨拶をします。

コートを持っているときは受付を過ぎ、ロビーや外に出てから着るようにします。

相手から勧められたときは、その場所で着ても構いません。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
ある市役所を訪問したときのことです。

ここ数年、毎年同じ時期に研修を担当しており、その打ち合わせのための訪問でした。

今年度の研修の方針や考え方を聞いたりして私なりに意見も申しあげました。

担当の方とは面識もあったので思わず、熱の入った意見交換となりました。

そんなとき、一人の男性が応接室に入ってきました。

担当者の方が話しているときでもあり、軽く会釈をして、そのまま話を聞いていました。

話が終わったところで、担当者が、

「失礼いたしました、ご紹介します。職員課の課長の横山です。この4月に替わりました」と紹介してくださいました。

訪問先で、面談中の人以外が入ってきた場合、基本的には服装を整え立ち上がって挨拶をします。

しかし、事例のような場合には相手が紹介してくれてから挨拶するようにします。

入ってきた人を無視することのないように、軽く会釈します。

後から入ってきた人が訪問先の上司の場合は、名刺交換や挨拶のときに、

「大平様(担当者)には、たいへんお世話になっております、今後とも、よろしくお願い申し上げます」などと挨拶するようにします。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
旅行代理店の原さんは入社以来、旅行の斡旋などの営業を行っています。

主に職域訪問といって会社および、その会社の社員の方を対象にした仕事です。

原さんがA社に、勧誘の説明に行ったときのことです。

団体旅行の資料を各種取り揃えて、応接室で相手と交渉しました。

鞄から必要な資料を取り出しながら説明を始めたのですが、テーブルが狭くて、一つの書類だけしか置くことができません。

そのうち、先方の社員がお茶を出してくれました。

テーブルの上にお茶を置くと、もう動きがとれない状態です。

説明したい項目はまだまだあるうえに、資料も思うように出すことができずに困ってしまった、ということでした。

テーブルが狭くて資料が置けないときは説明する資料を相手に向け、その他のものは自分の膝の上や鞄の上に置き、その都度必要なものを出せるようにしておきます。

そのためにも面談の段取りに従って必要な書類をすぐ取り出せるように、順番に並べておくなどの準備が必要です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

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