2014年4月アーカイブ

あなたが直接人から聞いた生の情報に価値があることの方が実際には多いのではないだろうか。

特に、毎日の仕事に関する情報は周囲から得ることが多いだろう。

しかし、同じ仕事をしていても、業界の動き、社内の動き、新製品情報等に詳しい人と、逆に疎い人というのがどこの会社にもいるものだ。

同じ決断をするにしても情報をたくさん持っている人の方が、より的確な決断ができるであろうことは想像に難くない。

では、いわゆる早耳で情報通といわれる人は、どうしてそのような情報を得ることができるのだろうか。

別に難しいことではない。

知っている人に率直に聞いてみることである。

教えてくださいという真摯な態度で聞けばよいのである。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
だから世相をつかむことはできるかもしれない。

しかし、日々の世の中の変化をすべて伝えることはできないし、漫画本はそのような使命にない。

漫画本だけを読みふけっているうちに世の中が急激に変化してしまい、気がついたら浦島太郎ということにならないようくれぐれもご用心、ご用心。

情報化社会を生き残るには、まず世の中の変化を新聞等のマスコミを通じて入手することが基本である。

しかし、マスコミを通じた情報だけがすべてではない。

それらの情報は世の中の流れをつかむためには欠かすことができないが、すべてあなたの仕事に生かせるというものではもちろんない。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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どうしても新聞に目を通す時間がなければ、朝食をとりながらでもテレビに耳を傾ければ、各社の新聞記事を読んでくれておまけに解説までしてくれる。

政治・経済・社会・スポーツ・芸能まで網羅しているので、主だった記事は読まなくてもわかってしまう。

これを利用しない手はない。

こういうと、「いや、朝は少しでも長く寝ていたいので、テレビを見ながら朝食をとる時間すらない」と反論する人がいる。

しかし、このような人に限って満員電車のなかで必死に漫画本を読み漁っているものである。

もちろん、漫画を読むことが悪いということではないが、ただそれだけだったら中堅社員としては少々寂しい。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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どうしても時間のない人は新聞の見出しだけでも目を通すようにすればよい。

新聞をつくる側からいうと、いかに読者の注意を引くかは見出しにかかっている。

限られた字数のなかでわかりやすく、しかも読者の興味を引く表現というのに毎日苦心している。

スポーツ新聞などは見出しのつけ方によって売行部数も大きく左右されるくらいだ(もっとも過大な表現につられてつい買ったものの、中身の薄い記事でがっかりさせられたことが何度もあるが......)。

だから新聞の見出しだけでも毎日見ていれば、それだけでもある程度世の中の動きというのはわかるものである。

しかも、最近はテレビで新聞を読んでくれるという、大変便利な番組もある。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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中堅社員にこのような質問をすると、あまり目を通していないという人が意外に多い。

毎日忙しくて新聞に目を通す時間もないと答える人がいる。

確かにそのような人もいるだろう。

また、通勤時間を利用してといっても殺人的ラッシュの電車のなかでは新聞を読むことすら不可能になってきた。

ご同情は申し上げる。

しかしそれでもあえて「見出しくらい読む時間もないのか」と言いたい。

新聞というのはなにも隅から隅まで読まなければいけないというものではない。

そのような読み方はよほど時間の有り余る方にまかせて、我々は今世の中がどのように動いているのか、何が起きているのかが、まずわかればよいのである。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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スナックにキープしたウイスキーのボトルを見て「まだ半分ある」と見ずに、「もう半分しかない」と見てしまう発想だ。

だから、否定的な感情を生み出すあなたの否定的な考え方、マイナス思考は棄てよう。

人間は感情をなくすことはできないし、そんなこともする必要はないが、少なくとも自分の否定的な感情には振り回されないようにしたい。

感情の奴隷になってはいけない。

情報を入手するというと、最近ではインターネットが盛んにもてはやされている。

あなたもそろそろ始めようかと考えているかもしれないし、既に始めているかもしれない。

しかし、あえてお聞きするが、あなたは新聞の朝刊に目を通しているだろうか。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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業務日誌(三上靖史)

つけ初めてからしばらくして読み返し、業務日誌が実は自分の行動分析に、格好のデータを提供してくれることがわかりました。

以前から知りたかった自分の仕事の時間配分の記録そのものでした。

支店長の指示をかいくぐる目的で制定した業務日誌が、自分の長年の宿題を解決する道具となりました。

自分の行動分析ができたのです。

みなさんもご自身で行動科学をしてみませんか。

そのための道具として格好なものが、これから紹介する「業務日誌の制定」の私の体験談です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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行動結果 その2(三上靖史)

私はいろいろ考えました。

そして私は、「行動結果」だけ報告する「業務日誌」の制定を支店長に進言しました。

行動計画を緩やかに書き、行動結果は克明に書く、と説明しました。

しかし支店長はいい顔をしませんでした。

その支店長は学生時代全日本クラスの運動選手でしたから、練習計画を作ってそれを整斉とこなすのが、効率のよい行動と考えていたのかも知れません。

私は支店長のいやな顔を見ないようにして、以来そのポストにいた三年間この業務日誌を付け、毎日支店長に提出しました。

最初渋い顔をしていた支店長は、そのうちに私と私の部下が毎日提出する業務日誌を、楽しみに読むようになったようです。

ほめ言葉も貰いました。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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行動結果 その1(三上靖史)

「営業職の人々は毎日の行動計画を立て、それが実行できたかどうかを夕方チェックしている。

君の部署は営業職ではないが、同じことをしたまえ」


私はその時瞬時に、これはまずいと思いました。

毎日の行動計画を立て、それを整斉とこなしてゆく。

合理主義者の私には理想的な仕事の進め方です。

ですから今まで朝作業計画を作って一日を過ごす、それに挑戦もしました。

しかし、いつも予定未了の計画表ができてしまい、うんざりしてしまいました。

あまりにも他人に邪魔されることが多くて、計画した仕事がその日のうちに終わったことは、皆無に等しいのです。

こうした経験をいやというほど持っていた私は、部下管理がことのほか厳しいその支店長に、朝行動計画書を提出し、済み印が半分くらいしか押されていない結果報告書を提出したとしたら、何を言われるか目に見えている、と思いました。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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「会社にいることが仕事だと思っているサラリーマンがいる」という非難の言葉を聞いたことがあります。

しかし、現実に上司や同僚が「用事を頼もうと思ってもあいつはいつもいない」という良く聞く非難は、まさに「席にいることがサラリーマンには大切な仕事」だということを意味しています。

サラリーマンは時間を売る商売なのでしょうか。

では自分はどう時間を売っているのだろうか。

私はこう考えました。

ところが、自分がどのような時間配分で仕事をしているのか、それを自分でつかんでいないことに気がついたのです。

たまたまある部署で働いていたとき、私の上司である支店長が言いました。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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ホワイトカラーの仕事の特徴に「相手がある仕事で」「受身仕事」が多いことがあります。

突然の上司からの指示、顧客からの依頼、他部門からの指令や頼みごと、こうした突発仕事に振り回されることが多い、これは再三解説してきたことです。

そのうえに、経常的な仕事も持っています。

こうした執務環境なのに計画的に仕事を遂行せよ、と上司が迫ってきても、反発したくなります。

一日中他人に振り回されて忙しい思いをし、はっと気がついたら残業タイム、それを終えて仲間と一杯やりに結局は午前様、翌日ボーっとした頭で会社に行く。

経常事務もうまくはかどらない。

これではストレスがたまる一方です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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T社には、中途採用組が毎年たくさん入ってきます。

会社の給与制度に不満を持つ社員がいることは、どこの企業でも同じこと。

入社後、今までの会社と違う給与システムに気がついて、不満を持つ社員も、その中から出てきます。

そしてもともとトラバーユするくらいの人達ですから、「年俸制度」の言葉の持つ響きにあこがれる人達がたくさんいます。

人事部長は彼らと対話をしながら、年俸制度の骨格固めをすることとしました。

彼らの前職の経験の中から、望ましい給与制度の例も発見できるかも知れないと考えたのです。

しかし、彼らと対話をしたことは、「給与制度改革検討開始」の人事情報をリークしたことと同じになりました。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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年俸制度導入論議の過程で、社員との意見対立が発端となって、組合結成の動きが起これば、ややこしいことになります。

人事部長は時期尚早を唱えましたが、社長は強硬でした。

社長の意志が固いとなると、重役陣の多くも当然社長に同調してしまいます。

人事部長は現場を預かる部長達に意見を求めました。

部長達は「時代の最先端をゆく人事制度」だから、社員の多くは歓迎するだろう、と答えました。

しかし社員全員に利害が関係してくる、こうした制度改革は、全体としては良くなっても、割を食う層も発生する。

彼らが総論に賛成しても、各論反対を唱えることは目に見えている、と人事部長は考えました。

社員のコンセンサスを得ながら案を練ろうと考えました。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
「根回し上手」は策士の代名詞のように使われることが多く、あまりよい語感を持っていませんが、正しい経営意思決定を実現するためにも、必要なテクニックです。

T社で実際に起こった、給与制度の改定に関する社内の論議とその過程を観察し「根回し」の意味を考えてみます。

T社の経営陣は二十一世紀型企業を目指し、今話題の「年俸制度導入」検討することとなりました。

人事部は社長の指示を受けて具体的な「案作(り」に着手し、事例収集を始めました。

ところが、さすがに一般企業で本格的な年俸制度を実施している企業などありません。

ですから、どのような内容が正しい、そして社員に受け入れられる「年俸制度」なのか、日本の事例がないので人事部長にもわかりません。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

コンセンサス作り(三上靖史)

企業の経営意思決定は、取締役会を始めとする会議での議決で決まることが、日本の企業社会では通常です。

ところがこの「議決」による決定は、企業社会においては実は大変なことなのです。

特定の部門での業務遂行に関する決定なら、その部門の長が最終責任をとれば済むことですから、ことは比較的簡単です。

しかしたとえば労働協約の改定など、全社員の利害に関係する決定事項などでは、社員の思惑が錯綜し、折角のいい提案が、つぶされることもあります。

こうした時、提案を通すための手段として活用されるのが「根回し」です。

根回しを以て日本的意思決定スタイルの特徴と言われることがありますが、「根回し」は日本特有のものではなく、米国などでも「パーティi外交」と言う名の根回し会が頻繁に開かれます。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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