年俸制度導入論議の過程で、社員との意見対立が発端となって、組合結成の動きが起これば、ややこしいことになります。
人事部長は時期尚早を唱えましたが、社長は強硬でした。
社長の意志が固いとなると、重役陣の多くも当然社長に同調してしまいます。
人事部長は現場を預かる部長達に意見を求めました。
部長達は「時代の最先端をゆく人事制度」だから、社員の多くは歓迎するだろう、と答えました。
しかし社員全員に利害が関係してくる、こうした制度改革は、全体としては良くなっても、割を食う層も発生する。
彼らが総論に賛成しても、各論反対を唱えることは目に見えている、と人事部長は考えました。
社員のコンセンサスを得ながら案を練ろうと考えました。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
