2016年5月アーカイブ

種子は秋にまく

花の咲く時期は、秋まきは3~4月から、春まきは早くても5~6月になりますから、長い間花を見るには秋まきがよいでしょう。

種子は甘皮を取って一晩水に浸けてからまきます。

移植を好まないので鉢に直接まき、本葉3~4枚になったらよい苗を残して1本に間引いて育てるようにします。

冬越しは挿し芽の場合と同様ですが、春まきの場合も霜のある時期は霜除けが必要です。

支柱を立ててあんどん仕立て、アーチ仕立て、支柱を立てずにブッシュ仕立て、木立仕立て、吊り鉢仕立てなど、置き場所や好みに合わせて仕立て方を選ぶとよいでしょう。

花つきをよくするには、充分日の光に当てることです。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

庭木の活着(三上靖史)

主として広葉樹のカエデ、サクラなどを、新葉展開後、あるいは盛夏の候に移植しなければならないとき窮余の策として行なうもので、残した枝についている葉をほとんどむしってしまう。

これは葉柄の基部についている芽をいためないように葉身だけをむしらないとその後の生育が悪くなるので、葉を下へしごかずに、上のほうにひっぱるようにむしるのがコツである。

この方法は庭木の活着のために行なうのであるから、美観を考慮しない純技術的な作業である。

モチやモッコク、モクセイなどの古葉をとるのは、多分に美観を尊重するためであるが、その最たるものはマツの手入れである。

マツの葉は古くなると元気がなくなって垂れ下がり、赤くなって樹上に残る。

それで古葉や枯れ葉を残らず取り去って樹冠内部への日当たりや風通しをよくし、さっぱりとしてやる。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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春季剪定

剪定の時期は、木の種類によって異なります。

カシ、モチノキ、ユズリハなどの常緑樹の大部分は、4~5月に古葉を落として新葉を繭出するので、このころが剪定の適期であり、間引き、切りもどし、古葉のもみあげなどを行ないます。

広葉樹は生長期に入り、枝は盛んに伸長するころなので摘心、摘芽、撚枝など消極的な生長抑制の作業は行なっても良いが、間引き、切りもどしなどの強い剪定は樹勢を弱めるので行なわないほうが良いです。

ツバキ、ジンチョウゲ、ツツジのように春に花を咲かせた花木は開花後そのままにしておくと、開花部が上がって形が乱れたり、混みすぎて樹勢が弱るので、開花枝を切り取ったり形を整えるなどの花後剪定を行なうのが常識です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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