常に補充される消耗品の類は「会社から『与えられたもの』と思い、公私の区別があいまいになりがち」と、会社の法務に詳しい水田正臣弁護士は指摘する。
備品持ち出しは厳密には窃盗罪や横領罪に当たる。
ペンなど消耗品はよほど悪質でないと会社も問題視しなかったが、管理は厳しくなりつつある。
「エスカレートしてくると職場のモラル崩壊を招く。
たまたま罰せられていないだけで、違法行為だと認識すべき」と水田弁護士は話す。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。