2015年4月アーカイブ

オランダは輸出国(三上靖史)

農業生産物は、輸出の20%を占めています。

小さく都市型で人のあふれた国が、一体どうやって、世界最大の鳥肉や乳製品の輸出国になるための土地や資源をみつけたのでしょうか。

またどうやって、園芸植物や花の最大の輸出国になったのでしょうか。

その方法は、飼料を輸入し、天然ガス利用の廉価なエネルギーを使って肥料を作り、商品を生産することです。

技術の応用がすすんでいるオランダの農業では、「有機的」とは、化学を意味する言葉であって、健康的な食品を意味する言葉ではありません。

そこで、オランダ人とパートナーシップをもつ確率が、より大きな国のビジネスマンと提携するのと同じくらい、大きくなるわけです。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
ベルギーとならんで、オランダの経済は、ヨーロッパで最もオープンなものです。

輸入と輸出のそれぞれがGNPの60%を占めていますし、ヨーロッパをいくトラック隊の半分は、オランダ国籍の車です。

天然ガスが発見されるまでオランダには天然資源がなく、ごくささやかな土台をもとに、海運と植民で生き延びることを余儀なくされた国でした。

また、この国には別の要素もあります。

オランダは、ライン川の河口にあり、ドイツの貨物集散地として、外への窓口の役割を果しています。

オランダ経済はドイッ経済と共に繁栄したりおちこんだりしますし、ギルダーはドイッマルクに連動しています。

オランダの経済は、貿易商人と仲介人の手になるもので、輸入原料に付加価値を加えて再輸出することから成り立っています。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

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