2015年1月アーカイブ

両方のタイプとも、「よい友達、真の友達をつくれない不幸なタイプ」と、若い頃さんざん苦労した俳優の川谷拓三氏は語っている。

「二十歳前後はどん底でしたね。

何がなんだかわからないものに追いたてられていた気がします。

十八歳で東映京都撮影所に入りましたが、仕事もそう簡単にはいきませんでしたし、つまらないことにコンプレックスを感じたり、対人間関係で誤解されたりの連続でした。

無我夢中で生きていたから、孤独を感じる暇もなかったですね。

正直いって、絵に描いたような美しい友情を語る出来事なんてありませんでしたし、周囲はみんな敵でした。

たとえば立つ場所を間違えると、『オマエ! どこに立ってるんだ、何年やってるんだ!』と罵声を浴びせられます。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。


動機が不純(情報を交換し、他人の発想に耳を傾け、自分が向上したいという熱意からではない)だから、すぐ仲間に悟られ、やがて敬遠されるから、親しい仲間もできず、長続きしない。

これは、ほとんどの研究会、勉強会の幹事が異口同音に証言していることである。

『20代の人生暦』によると二十歳前後の若者の、人間関係観は、ガリベン型とコンパ型に大別できるという。

一つは、学生時代は受験戦争、実社会に出て企業に入ってからは仕事の優劣など利害のからむ競争をいやというほど意識するためか、利害関係のからみからしか友人を考えないガリベン型。

もう一つのタイプは、自己認識が足りず、ひたすら寂しさをまぎらわすためにだけカラ騒ぎする集団に帰属するタイプ、こちらを暴走族、コンパ型と名づけている。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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計算と読みが必要(三上靖史)

自分の人生で、目標を立て、それを実現しようと思えば、それなりの計算と読みが必要であることはいうまでもない。

しかし、そのソロバンが、目先の損得だけを見て計算しているとしたら、総合収支はたいてい赤字になるはずである。

たとえば、直接プラスになるから「この人間と付き合おう」と思って、キミが接近したとして、相手がはたして、キミを信頼して可愛がってくれるだろうか。

逆に、向こうも、いち早くキミのホンネを感知して、キミを利用できるだけ利用しようとするのが、オチであろう。

一例をあげよう。

この頃は、ビジネスマンの間で勉強会や研究会が盛んである。

ところが、そういう会に入れば、人脈が広がる、たとえばセールスの売込みに利用できる、というように、直接の得を目的に入ってくる人がいる。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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出会いを大切に(三上靖史)

本人が未熟で、経験が乏しいため、せっかくすばらしい出会いの機会をもったのに・その出会いのすばらしさを見抜くことができないということがある。

相手のすばらしさ、事の重大さを見抜けない、のである。

しかし、最初の出会いはたいしたこと(たいした人物)でもないことも多い。

が、その出会いを大切に育てていっているうちに、二人ともに成長して、長い人生で見れば、結果的にすばらしい出会いになることも多いのである。

若いときにできた、よき友人、よき先輩の多くはそういうものだ。

つまり、第二に、すばらしい出会いには情熱が必要なのである。

そして、人を見る目とか経験とかの能力以上に、このほうが大事なのである。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
「自分はどうせとるに足らない人間」とか、「何をやってもうまくいかない人間なんだ」とか、「人生は運で、どうせなるようにしかならないのだから」というような、自分自身を自分で軽蔑、軽視するような考えから、脱皮することが何よりも大事である。

これらの項のほとんどに(×印一つを二点に数えて九+点以上)×印がつく人は、質問項目をうわの空で読んだか、よほど自信過剰型の人間である可能性が高い。

『新約聖書』に、人は七枚のべールをかぶっている、という意味のことばがある。

人は他人に対して、自分のほんとうの姿をなかなか見せたがらない。

親疎の度合いに応じて、脱ぐベールの度合いも違う。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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集団の圧力に従順に従う同調性と同じではない。

自分の意見は遠慮なくハッキリいうがいい。

「いわれたことを、いわれたとおりにする」だけではロボットと変わりはない。

集団に対して、人に対して、もっと積極的に何か自分にできることはないかを考え、行動することが大事なのである。

この頃、職場でよく聞く若者批判のことばに、こんなことがある。

「たとえば、そこにゴミが落ちてる、拾っといてくれ、というと、そのゴミは拾うが、トル先のゴミは拾わない」と。

だから、"指示待ち人間"とか"ロボット人間"ということばが生まれるのである。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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強調性とは(三上靖史)

出身校とか出身地とか、いろいろなことを聞かれるかもしれない。

「アラ、私も秋田出身ヨ、ウチの会社には、秋田県が結構いるのヨ」と、会社の中のことをいろいろ教わるかもしれない。

食事が終わった頃には、「総務に関係のあることで何かわからないことがあったら、いつでもいらっしゃい」と、好意的なことばの一つもかけてくれるだろう。

ひょっとしたら、ここで、B君は、三人のキミのシンパを獲得したことになったのかもしれない。

少なくとも、彼の部以外で、三人の知合いをつくったことになる。

「協調性」というのは、人に対する積極的な態度なのである。

「人の意見にさからわない」とか「みんなのすることに黙って従う」というようなことではない。


三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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昼食時も(三上靖史)

「今日はツイてないヨ。

食堂に行ったら、いやな感じのオジンとオバンの座っている席しか空いてなくてサ。

オチオチ、メシものどに通らなかったヨ」と。

同じような状況でも、これと対照的なB君の場合はどうかp・
B君は、その席に行くと、先輩たちにちょっと会釈して、「ここ、よろしいでしょうか」という。

すると、中年者の一人が、「ああ、どうぞ」という。

B君はそこで、「ボク、今度、販売企画課に入ったBです。

どうぞよろしく」とあいさつする。

すると、先輩たちも、「ああ、キミが販売企画の新人か。

僕、総務の山田だヨ」「僕は、電算室の岡村」「山田さんも岡村さんもベテランの係長さんヨ。

あたし、総務の植村ヨ」と、それぞれ、あいさつするだろう。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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ホヤホヤの新入社員が二人いるとしよう。

そして、昼休み、セルフサービスの社員食堂に行ったとする。

A君は、食事のお盆を受けとって、「どこか空いている席はないか」と見回す。

折悪しく混んでいて、役職者らしい中年者が三人、話しながら食事をしている席しか空いていないとする。

しかたがないので、その席に行き、黙って座る。

すると、いままで話しこんでいた三人が話をやめて、ジロっとキミを見る。

A君は目をふせて、黙々と食べ物を口に運ぶ。

三人は話のつづきをはじめるが、ときどき、キミに冷たい視線を投げかける。

A君はソソクサと食事を終わって席を立つ。

そして、あとで、同僚にいう。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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