福井の県立高校の入試【英語】対策(梅木豪之)

【1990年2月】

過去七年間の入試問題の形式、傾向はほとんど変わっていません。大きく分けて四つの問題で構成され、第一問に生活文や説明文、意見文、手紙文などの長文。第二問に英作文。第三問にやや長い会話文。第四問は聞き取りというパターンが固定化しつつあります。残された約二週間を次のことに留意して最後の仕上げをして下さい。

(1)長文読解では、全体を通して筆者が何を言おうとしているかをつかむことがまず第一で、英語で答えたり、日本語でまとめる問題では、本文の特に中心となる文や段落を上手に利用することに必掛けて下さい。会話文では、登場人物の発言をそれぞれまとめていくようにすれば、それほど難しくはないと思います。

(2)英作文は、二年程度の基本的な文法、文型で十分にできるものばかりです。できるだけやさしい表現で書き、ミスをなくすことに細心の注意を払うべきです。

(3)聞き取りテストも、長文読解と同様に、一単語、一文だけにとらわれず、全体を聞いてから判断するようにして下さい。

最後に、過去五年間ぐらいの福井県立入試問題には必ず目を通し、英語や日本語でのまとめ方などは先生にみてもらうなどして、能率よく効果的に総仕上げをしていきましょう。


梅木豪之

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