2015年10月アーカイブ

和風の包装

和風の包装には、古くからのしきたりによる、正式、略式の包み方があります。

正式な和風包装は、奉書紙を用います。

慶事には二枚重ねというのがしきたりですが、最近は、結婚の贈り物以外は一枚で包んでいます。

ただし品物が小さい場合は、二枚に折ってかまいません。

そのとき、折り目が必ず下側にくるようにします。

弔事の場合は、どんな理由があっても二枚重ねは避けます。

包み方は、品物を紙の上に置き、まず左から包み、次に右をかぶせます。

着物の襟の合わせ方の要領ですが、このとき、紙の右端が、箱の左の角できちんと合うようにととのえます。

略式の包装は、品物が大きく、かけ紙が下まで届かないときなど、表側に紙をかけ、裏側に回した紙を、セロハンテープでとめるやり方です。

この場合、箱の裏側にくる紙の左右が、同じ長さになるように調節します。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。
西洋料理の場合、テーブルの上にその日の料理に合わせてナイフ、フォーク、グラス類がはじめからセットされています。

正式なディナーでは、(1)オードブル(前菜)(2)スープ(ポタージュまたはコンソメ)(3)魚料理(ボアソン)(4)肉料理(アントレ)(5)蒸し焼き料理(ロースト)サラダ付き(6)デザートコース(菓子類、くだ物、コーヒー)となり、料理に合わせて白ワイン、赤ワインなどの飲み物がつきます。

これらの料理は、給仕人が差し出す皿から自分で取る「取り回し式」と、料理ごとに一人前ずつ盛った皿を交換していく形式で出されます。

いずれの場合も、使い終わったナイフ、フォークなどは、皿と一緒に下げられます。

ナイフとフォークは一つの料理ごとに一組ずつ使います。

左右の端から内側に向かって順に一本ずつ取って使います。

右手にナイフ、左手にフォークが正式。

ナイフとフォークの柄を手のひらに包み込むようにし、親指と中指で押えます。

料理はフォークで押え、ナイフで一口分ずつ切って食べます。

途中で手を休めるときは、ナイフとフォークを皿の上に八の字に置きます。

食事が終わったら、皿の右側に、ナイフを上に、下にフォークの先端を上に向けて並べて置きます。

こうしておけば、「皿を下げてください」という合図となります。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

このアーカイブについて

このページには、2015年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2015年9月です。

次のアーカイブは2015年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。