西洋料理の場合、テーブルの上にその日の料理に合わせてナイフ、フォーク、グラス類がはじめからセットされています。
正式なディナーでは、(1)オードブル(前菜)(2)スープ(ポタージュまたはコンソメ)(3)魚料理(ボアソン)(4)肉料理(アントレ)(5)蒸し焼き料理(ロースト)サラダ付き(6)デザートコース(菓子類、くだ物、コーヒー)となり、料理に合わせて白ワイン、赤ワインなどの飲み物がつきます。
これらの料理は、給仕人が差し出す皿から自分で取る「取り回し式」と、料理ごとに一人前ずつ盛った皿を交換していく形式で出されます。
いずれの場合も、使い終わったナイフ、フォークなどは、皿と一緒に下げられます。
ナイフとフォークは一つの料理ごとに一組ずつ使います。
左右の端から内側に向かって順に一本ずつ取って使います。
右手にナイフ、左手にフォークが正式。
ナイフとフォークの柄を手のひらに包み込むようにし、親指と中指で押えます。
料理はフォークで押え、ナイフで一口分ずつ切って食べます。
途中で手を休めるときは、ナイフとフォークを皿の上に八の字に置きます。
食事が終わったら、皿の右側に、ナイフを上に、下にフォークの先端を上に向けて並べて置きます。
こうしておけば、「皿を下げてください」という合図となります。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。