その日を墳に山下さんと親しくなって、焼酎飲みに連れていってもらうようになりました。
このとき、僕は十八歳、まだ子どもですよ。
だから人に会うたびに"こんな人もいるのか"と感激したリビックリしたりでますますジャズの世界が好きになっちやってね。
タモリと出会ったのも確かこの頃。
"友だちの輪"じゃないけれど、キッカケがひとつあると、ホント交遊関係っていうのはどんどん広がっていくんだよね。
僕が山下さんと親しくなれたのは、情熱があったからだと思う。
とにかく、この点では誰にも負けなかったね。
僕の周囲には、いいセンスを持ち合せながら、ジャズミュージシャンとして大成しなかった連中がかなりいる。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。