第二に、敬語が複雑な人間関係に適合できるようになっているからです。
つまり、本人、相手、第三者まで気を配る人間性が言葉に表されているのです。
第三に、それぞれの表現に用いられる語がいろいろとあって、どの言い方が、どの場面にふさわ
しいかという判断をしなければならないからです。
以上のようなことが、敬語を難しくしているのですが、これは社会的な習慣であり礼儀でもありますから、勝手に簡略化したり変えたりしてしまうわけにはいきません。
ですから、あなたは好むと好まざるとにかかわらず、敬語をうまく使いこなしていかなければならないのです。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。