説明するまでもないと思いますが、敬語とは、相手や第三者の立場、人格を守り、大切にしている心を表現したものです。
一般的に、目上の人や社会的に地位の高い人など敬意を持っている人との接遇場面などで使われます。
ところが、敬語を正しく使おうという意識が強すぎると、それがかえって誤用を招くということがよくあります。
なぜ敬語は、そんなに難しいのでしょうか。
第一に、敬語には、いわゆる尊敬語、謙譲語、丁寧語などがあり、相手や第三者をもてなすのに、直接相手を高めたり、自分を低めたり、また場面を丁寧にしたり、というようにさまざまな方法があり、その使いわけが難しいのです。