ごく身近な、親や兄弟や妻(夫)に対してすら、五枚くらいしか脱がないかもしれない。
見栄や意地や、強がりなどの感情が働くからである。
それはそれでいいとしよう。
しかし、自分自身に対しては、最後の七枚目のベールも脱いで、素直な心にならなければいけない、と聖書は教えている。
自己チェックのときは、自分の監視役をつとめる自分が、評価される自分を素直に、正直に、
何もかも計算つくで動いているような若者を、時折見かけることがある。
当人はそれが正しいと思いこんでいるらしいが、はた目から見ると、コッケイである。
たしかに、人生には計算が必要である。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。