失敗の本質(三上靖史)

たとえば、ヨットで、ある港へ向かっていたところ、夜中のうちに風向きが変わり、方向をまちがえたとします。

東へ行くべきなのに、南に向かってしまっている。

そういうとき、早く気がつけばいいが、天測をおこたると、とんでもないことになってしまう。

失敗の本質とはこのようなものです。

つまり、失敗とは、ある到達すべき目的に向かっているときにおうおうにしておきる「障害」なのです。

障害はできるだけ多く、できるだけ早く発見されなければなりません。

したがってすべての障害がなくなったときというのは、目的地に到達したときだといえます。

いちばんいけないのは、まちがいや失敗をかくすことです。

かくされると、誰も気がつかないから、事態はどんどん悪くなっていく。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

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このページは、-が2017年2月 4日 16:47に書いたブログ記事です。

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