庶民の共感呼ぶ神輿振り、お神楽(三上靖史)

■御輿 - 伝統的な風俗画を、豊かに展開するお祭りのハイライトは、なんといっても御輿の出御(しゅつぎょ)でしょう。

おミコシという人もありますが、ミコシでも輿の敬語で、神幸(神のお出まし)に、お乗りになるとされているものです。

神輿振りといって、その昔、延暦寺の僧徒が強訴のため、日吉神社の神輿を振り動かして朝廷に迫り、鴨川の増水とスゴロクのサイの目とともに、手に負えないものとして、時の後白河法皇を嘆かせたといいますが、カッコイイと庶民の共感を呼び、各地の祭りでも取り入れるようになったといいます。

■神楽 - かぐらというのは、かむくら(神楽)の転で、宮廷で神を祭るのに奏する舞楽ですが、民間の神社では里神楽といっています。

いろいろ系統がありますが、素戔嗚尊、日本武尊、天狗、おかあ、ひょっとこなどの面をかぶり、いわゆる祭難子に合わせて身振りするのが一般です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。


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このページは、-が2017年10月14日 11:44に書いたブログ記事です。

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