◆二次会か手土産か
接待は、そこで交わされる会話と、よい印象付けがポイントである。
ポリシーをもって店を選び、翌日さわやかに目覚められる程度に飲み、しかもお互いの家族にも負担をかけない程度、できれば十一時前後、最悪でも終電に間に合わせることにする。
とすると、せいぜい一次会か早めの二次会ということになる。
東京では通勤圏の拡大とともに、都心から自宅まで深夜のタクシー代が二万円などというのも珍しくない。
それまで主催者側が負担すれば、経費はかさむし、個人負担となれば、楽しい接待も背筋が寒くなる。
決してよい思い出にはならない。