茶菓は、いったんお盆ごと畳の上に置いてから客に出す

茶菓のもてなし方です。

菓子器は、運び出すときから客に正面を向けて持ち、客のすこし手まえに器を差し出し、ひとひざ下がり、どうぞの会釈をして立ちます。

お盆に茶菓をのせて一度に出す場合は、お盆ごと、いったん下座に置き、茶菓器をお盆から取り出して両手で客の前にすすめます。

お茶は客から向かって菓子器の右横少し上にすすめます。

客が座卓の前にいるときも、まずお盆ごと畳の上に置いてから茶菓を卓上にすすめます。

お盆を左手に持ったまま右手で茶菓をくばるのは無作法です。

洋室でもおなじで、お盆は別の小卓か、客卓の下座に仮置きしてから茶菓を取り出して、両手ですすめます。


三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

■2.5世帯住宅やシェアハウスなど、話題の住宅体験談をリポートしている三上靖史です。

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このページは、-が2016年10月 4日 12:59に書いたブログ記事です。

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