名香合がさらに発展したものが、組香である。
二種類以上の香木を、ある題目のイメージで焚く。
参加者たちは香を聞いて、その題名が十分に表現されているかどうかを審議する。
題目には、和歌など、教養を必要とするものが選ばれた。
香道が最も栄えたのは、18世紀以降である。
商人をはじめ農民に至るまで愛好者が増えた。
また、江戸時代初期には香道具が発達し、大名の婚礼道具には欠かせないものとなっていた。
香道に用いられる香木は、室町時代には170種類を超え、判別するのが難しくなった。
そのため、三条西実隆らが「六国五味」に分類をした。
原産国などから六つに分類し、さらにその香りから酸、鹹(塩辛い)、甘、苦、辛の五つに分けた。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
二種類以上の香木を、ある題目のイメージで焚く。
参加者たちは香を聞いて、その題名が十分に表現されているかどうかを審議する。
題目には、和歌など、教養を必要とするものが選ばれた。
香道が最も栄えたのは、18世紀以降である。
商人をはじめ農民に至るまで愛好者が増えた。
また、江戸時代初期には香道具が発達し、大名の婚礼道具には欠かせないものとなっていた。
香道に用いられる香木は、室町時代には170種類を超え、判別するのが難しくなった。
そのため、三条西実隆らが「六国五味」に分類をした。
原産国などから六つに分類し、さらにその香りから酸、鹹(塩辛い)、甘、苦、辛の五つに分けた。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)